JAL SKY SUITE 777 を国内線で体験
年に10回くらいは東京出張をこなしていますが、新幹線、飛行機ともにお馴染みの機材、座席になってきてしまいました。少し刺激がほしいところです。 幸い今回の東京出張は朝一番ではないため、少し時間はかかっても変化をつけた移動を楽しむ余裕があります。そこで思いついたのが、伊丹-成田線に乗ってみることです。ただ、ANAの伊丹-成田線は国内線仕様の737になりましたので、狙い目はJAL,そしてクラスJ扱いの長距離用ビジネスクラスです。どのような設備なのでしょう?
曇り空の伊丹空港にレイクドウイングレットのついたエンジンの大きい777が止まっています。本日のshipはJA740Jでした。
乗り込みました。横幅が狭いのと、窓側席に入る通路は本当に狭いです。ただ、一旦自席に入るとたいへん快適です。巡航に入るまでは隣の乗客との間のディバイダーは開けておく必要があります。
さあフルフラットシートです。私は185cm以上ありますが、しっかり足を伸ばせます。枕がないのでフルフラットは寝心地が悪いですが、国際線運用時はマットレスも枕もあるので至って快適でしょう。
ディバイダーを上げるとほぼ個室です。寝っ転がって天井を見ているとこんなアングルです。CAさんの顔すら見えません。
このディバイダー、お隣さんからもこちらからも操作できるようですが、声をかけずにいきなり閉めると感じ悪いかもしれません。国内線の1時間くらいならいいですょうが、12時間も隣に座る人に悪い印象を持たれても嫌ですので、一声かけるのが吉でしょう。 電車の座席のリクライニングさえも丁寧にご挨拶してくれる人がいますがそれぐらいでいいようです。
コントローラーはかなり細やかに調節できます。ただ、ここまでこだわって座席のフィッティングを調節する人はいるのでしょうか?
成田のR/W34L着陸です。
横幅の狭さはご覧いただけたでしょうか? ディバイダーや座席のコントローラーの分厚みが増えて座席が狭くなっています。ただ、私のように狭い空間でも平気(むしろ嫌いじゃない)な人は問題ないです。
着陸後のビジネスクラスの様子です。ANAの様に完全にstaggerさせているわけではなく、少しずつずれているだけという少しかりにくい構造です。実際に写真でご覧ください。窓側の座席は荷物スペースが不足です。
成田からは京成スカイライナーです。印旛日本医大までの間は爆速です。さて仕事です。(おしまい)