CX765 HKG SGN Cクラス
さて、引き続いてホーチミン行きの飛行機に乗り換えます。香港でのセキュリティチェックはあまり感じの良いものではなく、大声出して客を威嚇する係員やら散乱したカートやら、若干カオス的な印象でした。
The Pierですかね?実はラウンジには興味が無かったので適当に入ってコーヒーを飲みながら会議の仕込みをしておりました。というわけでラウンジのレポートはありません。
さて、本日の2本目CX765便に登場しました。900マイル余りの短距離便ですが定員が少ないからか長距離国際線用の機材が投入されています。ビジネスクラスはまさにガラガラでした。shipはB-KPE,Boeing777-300ERです。
CXではこういうヘリボーン配列のことをフィッシュボーンと呼ぶのでしょうか?シラス?よくわかりません。
とりあえず大変空間が広く取られています。カクテルテーブルも十分なサイズですし、ヘッドホンの格納庫も小物入れとして非常に使いやすいです。
通路に挟まれた中2列はこんな配置です。知らない人同士が横に並ぶと足の方が接近する配置です。一人で旅行するなら断然窓側ですね。
この座席の数少ない欠点として、ベルトサインが着くとモニターを規定の位置に戻さないといけない事です。実はモニターにはコックピットからの映像が中継されているのですが、一番見ていて楽しい離着陸時はモニターは使えません。これは残念です。
ただ、画面はクリアですし、ノイズキャンセリングヘッドホンも装備ですから、インフライトエンターテインメントとしては良く出来ています。
コントローラーです。ご搭乗前の予行演習にお使い頂ければ幸いです。
離陸前のウェルカムドリンクです。シャンパンを我慢してオレンジジュースにしていますが、完全なフレッシュジュースで美味しいです。
この便の食事はいわゆる”フル"コースでは無いようです。スターターがありませんでした。ただ、サラダがシーフードで凝った作りになっております。メインはパスタです。HKのリッツ・カールトンと提携したメニューらしいのですが、脂っこく少しげんなり。
マグカップでカフェオレを頂きます。その後烏龍茶を頼みましたが、葉っぱから入れてくれて他のでしょうか?いい香りです。
エアショーを見ているとあっという間にインドシナ半島に接近してきています。インディアナポリス1945の表示が。インディアナポリスは日本の回天特別攻撃隊の雷撃で沈んだ米海軍の巡洋艦です。エアショーにはよく表示されるポイントです。平和な時代に上空を通過できることに感謝です。
やはり長距離用機材のエンジンは大きいですね。確かGE90-115Bという、世界一の推力が出るエンジンのはずです。ハイパワー好き私としてはたまらない代物です。
バイク大国ベトナムをタクシーで走ります。よく見ると3人乗りです。ベトナムでも危険なので三人乗りは推奨されないということです。しかしこうやって撮影者も気づかぬうちに写り込んでしまうくらいですから、結構行われているはずです。
しかし四年前に比べると大幅に信号が増えています。バイクに対する車の割合も増えています。信号を渡るとき、バイク相手なら死ぬことはないと意を決して以前は渡っていましたが、車やバス相手では命の危険が上がります。日本人的には道路横断の難易度が上がりました。車が信号を守ってくれれば良いのですが、まだそこは無理のようです。
さて、ドンコイ通りにつきました。本当はCaravelle Hotelに泊まりたいのですが、会議のために満室でした。仕方がないのでCatina Saigonというホテルを予約してあります。タクシーでSheratonにつけてもらって徒歩2分です。便利な場所です。
Catina Saigonの部屋です。実は窓のない部屋
であると予告されていましたが、壁が白いのと天井が高いので余り苦痛ではありませんでした。案外空気も淀んだ感じではなくよく管理されています。ただ、嫌いな人は嫌いでしょうね。
会議も終わったので打ち上げです。親しい日本の方とHoa Tucという隠れ家的な欧米人向けレストランで夕食です。デング熱も怖いので虫よけを塗って屋外で乾杯します。熱帯の植物がたくさんでボタニカルテイスト満点です。
ただ、数分だけスコールにやられた時は焦りましたが…。
ビールはベトナムでお馴染みのバーバーバー(333)です。
一夜開けて8時すぎですがもう帰らないと行けません。唯一市民劇場だけ外観を見ることができました。
さよならベトナム