LH1186 FRA ZRH Yクラス
ヨーロッパに行くこともそうそう無い身分なのですが、たまに行くと嬉しくなっていろいろな航空会社を試したくなります。本来はAir Berlinに乗りたかったのですが、予定変更でフランクフルトに一泊する必要があったため、HND-FRA...ZRH-NRTという往復航空券にFRA-ZRHを別切りのFull fare航空券で買うことにしました。
朝8時にフランクフルト中央駅に到着しました。Siegenに行く地域間快速に乗り込みました。ドイツらしからぬディーゼルカーでした。
行きはここからICEでaachenに向かったので、Frankrt flughafen駅には地上駅しかないと思っていたのですが、地域間列車用の地下ホームがありました。どこに連れてこられたのかと思いました。
バゲッジドロップはセルフサービスです。iPhoneで2次元バーコードを機会に読み取らせると荷物タグが出てきて、自分で貼り付けます。しかし私の荷物についたタグはIADと書いてあるのに気が付きました。
どうやら私の一つ前に並んでいたアメリカ人のおじさんが操作の途中で係員窓口に移動したのですが、その人のタグだったようです。
ドロップしてしまったら一大事です。
私の下着までアメリカのおじさんの元に届くところでした。
その後、延々と歩かされ、やっと搭乗口に来た時にはすでに搭乗開始時刻でした。
機材はBoeing737-300 D-ABEKということで、20年ものの飛行機です。上級会員の優先搭乗が始まり、ざっと50人は乗り込みますが、列が進みません。改札から人が溢れている状態のまま一般客も搭乗開始となり混乱します。どうやらドア際でチョコバーを配っているのとビジネスクラスのサービスが邪魔なようです。
これだけドアとPBBの間で長い時間待たされたので、機体に付いたキスマークや与圧隔壁の断面図などが撮影できました。
このキスマークは誰がつけたのでしょう??
機内は満席ですが、何故か私の隣だけは空席でした。ラッキーなこともあります。
チョコバーは口の中の水分を根こそぎ奪ってしまったので、ドリンクサービスでは水をもらいました。さすがヨーロッパなだけあって、ナプキンを受け取らないと怒られます。早く取りなさいよ!とばかりに手に押し付けられました。ドイツ人にやられると、なおさら怖いです。
窓側は若いドイツのビジネスマンでした。コップ回収の時には出しそびれていたので、私が代わりにクルーに渡しときました。君はそんなことする必要はないとか言い出すかと思いましたが、恐縮してました。気の弱いドイツ人です。
あっという間にチューリッヒに着陸。多分私が乗った中で巡航高度が最も低いフライトだったと思います。多分15000フィートくらいです。
スイスはシェンゲン協定には入りますが、通貨がユーロではありません。水一本買うのも自販機でカードが使えるので助かりますが、日本人としては大げさな気がしますね。