世界進出する内科医

公私ともに世界に出ていきたい内科医のブログ。飛行機のレポートから渡航医学まで海外進出に関連のある話題をつづります。

NH203 HND FRA Cクラス(772ER)

えらく古いものを記事にして大変申し訳ありませんが、ちょうど787がバッテリーのトラブルで運行停止になっていた頃のHND FRAの夜行便の模様です。787のスタッガードを想定していたのですが、CLUB ANA仕様のビジネスクラス座席でした。ツルツルのアングルライフラット。通称滑り台でした。
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羽田空港国際線ターミナルです。拡張前でしたので、結構な混雑でした。荷物をドロップしてしまったらさっさと出国です。待ち時間0分と快調です。
ビジネスクラスですのでラウンジには入れますが、仕事の仕込みをしているのでお茶だけです。
101番搭乗口から搭乗です。本日の機材はBoeing777-200ERのJA715Aなので、最近はHKG線などで飛んでいる機材です。航続距離が長いという理由だけで787のピンチヒッターをしているのでしょう。座席は5Aのバルクヘッド席です。前がいない代わりに壁ですが、足元の余裕が多いようです。隣は長身のドイツ人ビジネスマンでした。この人は乗ってから降りるまで水とコーヒーしか飲みませんでした。飛行時間12時間以上なんですけどね。

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私の列は東欧径の美人が担当です。どこの人かまではわかりませんでしたが、東欧の人としてはドイツに対していい感情は無いかもしれませんね。プロとして接客はしていましたが。
ウェルカムドリンクは、お猪口にシャンパン??という程度のものでしたので、お茶をもらいました。今から寝る便なのに緑茶で攻めてくるあたり、伝わらなさを感じます。
 
1時10分push back, R/W16Rを一分近く滑走して離陸します。上昇中は旋回を繰り返しつつ相模湾に出てから北に向かいます。この頃にはもう機内は減光されます。
 
かろうじて取れた写真がこれです。

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座席のコントローラーだけ光量があります。手元灯の代わりにもなってます。ユニバーサルコンセントは故障?で動きません。

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USB差込口もなく、寝るしかありません。このシートはライフラットですが、生地がツルツルで、しかも経年しているのでテカリも出ていてまさに滑り台です。真っ平らにしないほうがかえって快適です。
 
8時間寝ました。朝です。現地時間は午前四時頃ですが、エアショーをみて飛び起きます。歴史の授業で登場したポズナニダンツィヒグダニスクの間を飛行しています。興奮です。東南アジアからに行く人が京都を飛ぶと同じように興奮するでしょうか?
食事は和食ですが、朝ごはんとしては量が多すぎるのと、焚きものが多すぎるのと、だし巻きが凍っていたので、あまりいい印象はありません。いや、日本の航空会社としては落第です。

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フランクフルトには30分早着でした。滑走路は忘れました。到着後、税関に向けて気合を入れてましたが、赤レーンにも緑レーンにも人がおらず、緑を素通りでした。


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